「予防歯科」という言葉、最近よく聞きますが、
なぜ、予防歯科が大切なのでしょうか?
その理由としては「虫歯」や「歯周病」は、
なってからの治療では重篤化することがあるからです。
また、将来における健康不安に虫歯や歯周病等の
口腔内に対する不安と感じる人が多くなっています。
予防歯科はこれらの疾患になる前に積極的にケアを行い、
健康な状態に保つことを目的としています。
では、「歯周病予防とは」「予防歯科とは」一体何をしたらいいのでしょうか?
予防歯科にはセルフケアと定期健診など歯科医にしてもらうプロケアがあり、
両方を行うことでお口の健康を守ることができます。
【セルフケア・自宅で行う場合のケア】
・歯磨き
・デンタルフロス、歯間ブラシ
・洗口液
・ワンタフト(部分磨き用ブラシ)
【プロケア・歯科医で行う場合のケア】
・口腔内診査
・歯磨き指導
・スケーリング(歯石除去)
・PMTC(歯科医による歯面清掃)
口腔疾患に意識が高い50代以降には認知度は高いものの、まだまだ浸透していないのが現状です。
何故、こんなにも予防歯科の認識が低いのかというと「自覚症状がないから」なのです。
歯周病になる前段階である歯肉炎などは、痛みがあるわけではなく、
ガンのように気が付いたときにはもう病気が進行してしまっています。
なので、痛みや出血などの症状が出る前に予防歯科を実践していくことが重要です。
ある研究では、実際に予防歯科を行っている人は40%以下という結果もでています。
特に実践している人が少なかった歯石除去は全体の24%、つまり4人に1人ほどしか通っていません。
スタートが早ければ早いほど効果的なのが、予防歯科です。
ぜひこの機会から「予防歯科」を実践しましょう。
(画像の「わかる!はじめての予防歯科2016」にコスミオンが掲載されております。
▽詳しくこちら→ http://pre-dent.net/ )