歯磨剤の種類とタイプと成分の関係

歯磨剤型に最も影響する基本成分は「研磨剤」

歯磨剤の組成は大きく分けて薬効成分と基本成分からできています。

基本成分は、研磨剤、湿潤剤、発泡剤、粘結剤、香味剤、保存料などから構成されています。歯磨剤はタイプ別に基本成分の種類とその配合量が異なります。

薬効成分は基本的にタイプによる違いはありません。

歯磨剤のタイプに最も影響する基本成分は、研磨剤であり、その配合量は一般的に

の順で少なくなっています。液体歯磨剤と洗口剤は基本成分の種類が他のタイプと大きく異る点があります。それは、研磨剤と粘結剤が一般的に配合されていないことです。

したがって、他のタイプの歯磨き剤は、研磨剤の配合により、基本的機能の一つとしてステイン除去機能を持っていますが、液体歯磨剤と洗口剤の場合はその機能は期待できません。

湿潤剤の配合量は、粉歯磨剤から液状歯磨剤の順位多いのが一般的です。

他の成分については、タイプによる配合量の違いはわずかなのです。

歯磨剤の成分とその作用について、一覧表を示します。

薬効成分は薬理的、生化学的作用のある成分が適宜配合されます。基本成分およびその他の成分は作用目的、タイプに応じて適当量配合されます。例えば、可溶化剤、溶剤のエタノールは主に液体剤タイプに配合されます。 Urdu to Arabic