しとしと、じめじめ。梅雨ですね。
傘が必須になった季節なのにお気に入りの傘が壊れ、
少しブルーな社員Tが『歯磨き粉のチューブの秘密』についてお話させて頂きます。

私はtwitterの更新も行っているのですが(https://twitter.com/COSMION_white)、
以前こんな歯磨き粉ツイートを発見しました。

 

ブログ  光電管ツイート

 

画像の赤く〇印がされている部分を見るだけで、
歯磨き粉が無添加か化学薬品が入っているのか分かるという内容です。

 

もちろんこのツイートの内容は…嘘です。

このマークは「光電管マーク(アイマーク)」というもので、
歯磨き粉を入れるときに機械が円筒形であるチューブの方向や正面を確認する為に印刷されています。
機械で認識するため、濃い色で印刷する場合が多いです。

そして、色はチューブデザインに合わせて選ばれる場合が多く、
光電管マークはハミガキ粉の成分には関係ありません。

つまり、このツイートの内容のように
マークが黒色だと成分が化学薬品のみのハミガキ粉というわけではありません。
インターネットの情報が必ずしも正しいとは限らないので注意してくださいね!

 

 

そして、光電管マークよりも見てほしいのが『裏面』です。
ハミガキ粉の裏面表示は様々な規制があり、厳しい基準に則って表示されています。

 

その中でも一番確認して欲しいのは『ハミガキ粉の分類』です。
「化粧品」…基本成分だけで構成されている。
「医薬部外品」…いわゆる薬用ハミガキ粉と呼ばれており、効能効果を謳っている。

 

この点もご購入の際にはチェックして欲しいポイントです。
(以前の記事「歯磨剤の医薬部外品と化粧品、違いとは?」
https://www.smoca.jp/blog/?p=571も合わせてご覧ください。)

 

 

そして、皆さんからいただく質問の中で多いのが
「研磨剤は入っていますか?」というお問い合わせです。
研磨剤といっても様々な呼び名や種類があり、清掃剤と呼ぶ場合もあります。
また無水ケイ酸(シリカ)、ピロリン酸カルシウム、など研磨力や汚れの落とし方もそれぞれです。

 

研磨剤に悪いイメージをお持ちの方もおられますが、
これらが入っている方が歯の汚れやステインが落ちやすいのは事実です。
研磨剤が入っているからという理由で歯が削れ、薄くなることはありません。
多くの場合、歯の磨き過ぎや間違った使用方法が原因です。

 

 

歯ブラシの持ち方は鉛筆持ちで、優しく丁寧に時間をかけて磨いてくださいね!
チューブの裏面表示を上手に読み取って、自分に合ったハミガキをしましょう!\(^o^)/