虫歯と言えば「歯医者さんに通って治療するもの」だと思っていませんか。
もちろん歯科医で治さなければならない虫歯もありますが、「初期虫歯」といものならば普段のオーラルケアで修復できるかもしれません。

虫歯は、いきなり歯に穴があく病気ではありません。歯の成分が溶け出す脱灰（だっかい）が始まり、やがて歯に穴があいて、虫歯になります。穴があく前の「初期虫歯」は、唾液の働きや毎日のケアで修復することができます。

虫歯の原因菌が歯に付着して歯垢（プラーク）を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。この酸が、歯のエナメル質内部からカルシウムやリンを溶かし始めることを「脱灰（だっかい）」と言います。この脱灰が初期虫歯の第一段階です。そして、この脱灰を修復するのが再石灰化です。

「再石灰化」とは口の中の唾液が、細菌の作り出した酸を中和して洗い流し、溶け出したカルシウムやリンを歯の表面に戻す働きのことです。この働きを手助けするのが「フッ素」なのです。また、フッ素は原因菌の働きを弱める働きもあります。

フッ素によってコーティングされた歯は、歯質が強化され虫歯が出来にくい歯になりますので、乳歯や生えたての歯にはフッ素が配合された歯磨き粉を使用し、歯質を強化することもオススメです。

尚、フッ素が配合された歯磨き粉を継続して長期的に使うことで虫歯予防率が上がるという実験結果も出ています。（２年間使い続けた場合の虫歯予防率が、２０～３０％と言われています。）

ハミガキ粉やガムなどで「フッ素（フッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウム、ガムの場合は緑茶フッ素）配合！」と大きく謳っている理由の一つは、再石灰化を手助けするからなのです。

フッ素配合のハミガキ粉で毎日、虫歯予防しましょう！
（コスミオンは、ホワイトニングペーストもスティップリングジェルもフッ素配合の歯磨粉です。詳しくはコチラ！→ http://cosmion.jp/）